お金を借りるためにカードローンを利用したいけれども、収入証明書を用意できずに困っていると言う人も多いことでしょう。
カードローンを利用してお金を借りる際には安定収入が必要不可欠であり、その安定収入を証明するものが収入証明なのです。
例えば勤務先の会社に給料の明細を発行する仕組みがなかったり、手元にない人もいることでしょう。
そもそもなぜ収入証明が必要なのかと言うと、正確な年収の金額を確認することによって、返済能力を判断することができ、貸しすぎや借りすぎなどの予防ができるからです。
2006年より以前の場合には、収入証明がなくても上限なくお金を借りることができたのですが、
上限がなかったことで借りられるだけ借りた結果、多重債務者が増加してしまいました。
これにより年収額は厳格に確認されるようになったのです。
とはいえお金を借りる利用者数が一気に減ってしまったので、その対策の一環として、
一部のカードローンにおいては条件を満たしているのであれば、収入証明を用意することなく、融資が行われています。
収入証明を用意することなく融資を受けるためには、それぞれの企業が提示する
借り入れ金額等の条件を満たしていなければなりません。
収入証明不要でお金を借りるときの条件とは
収入証明不要でお金を借りることができるのであれば、ぜひとも利用したいと思う人も多いかもしれませんが、
銀行カードローンの場合には、収入証明が必要ないこともあります。
一般的には条件を満たしている必要がありますが、収入証明なしで融資を受けるためには、
共通して言えることとして、借り入れ希望金額が50万円以下であることが求められます。
50万円以下であれば、多くのサービスでは融資を受けることができるでしょう。
なぜ50万円が設定されているのかと言うと、50万円以下の場合には、万が一返済できなくなったとしても
貸し倒れのリスクが低いと判断されることが理由です。年収額を細かい部分まで確認されることがないため、
たとえ収入が低い人であったとしても、審査において不利にはならないでしょう。
反対に借り入れ金額が50万円を超えると、多重債務に陥る可能性もあることから、
収入証明書の提出は必要不可欠です。法律によっても50万円を超える場合には、
返済能力を確認することが義務付けられているのです。
中には他社借り入れがある人もいるかもしれませんが、このような人が収入証明なしでお金を借りたい場合には、
現在の借り入れ残高と合わせて100万円以内にすることに努めましょう。