JAは定期貯金の利率や、貯蓄キャンペーンなど、サービスが良く利用をお考えの方も多いでしょう。
ですが、農協でお金を借りるとなると融資まで時間がかかるということや来店不要のサービスに対応していないなど、営業時間の短い農協でお金を借りるのはなかなかハードルが高いと考える方が多いかもしれません。
もちろん農協を利用するメリットもありますが、まずは融資の対象者となる方をご紹介します。
JAバンクで融資を受けるためには組合員であることが条件です。
わざわざ組合員にならなければいけないことに不便さを感じるかもしれませんが、
JAに1000円出資するだけで、組合員として加入することができます。
また、指定機関のクレジットカードを持っていると審査で有利になり、
ほかにもコンビニATMでいつでも借入金を受け取ることができるという点があります。
JAバンクには金融商品の種類が多いのですが、連帯保証人や担保なしで
気軽に融資を受けられるのは大きなメリットではないでしょうか。
なぜそれが行えるのかというと、保証機関と提携を結んでいるからです。
そのため、保証機関に返済できなくなった場合、機関から保証してもらえるため、担保や連帯保証人の必要がありません。
農協でお金を借りるならメリットとデメリットの理解を
農協でお金を借りる一番の難点は、来店不要のサービスに対応していないことかもしれません。
また、借入金を受け取れるのは申し込んだ後から最短1週間で、3週間ほど審査に掛かる場合があるということです。
お金を借りるのに急いでいる方や、来店の時間が合わずになかなか利用できないという方には
JAのサービスは向かないかもしれません。ですが、この条件さえクリアしていれば
年間で0.9パーセントから10.70%で融資を受けられるので、お得なサービスと言えます。
組合員になっていれば適用金利を優遇してもらえるため、さらに利息額を抑えることも可能です。
そしてJAには「生活に必要とする一切のご資金および事業性資金とします」とあるため、
債務の整理のためには借り入れができないなどの条件もあります。
低金利が非常に魅力ではありますが、金利で言えばゆうちょ銀行も貸付の金利は高くないため、
ほかの金融機関の利用を検討するのも手です。
どのようなサービスにも言えることですが、メリットとデメリットがあるため、ご自身が利用する際には
得する面が大きいのか、それとも損する面が大きいのかを踏まえた上で借り入れを行いましょう。